アメリカ多文化社会論―「多からなる一」の系譜と現在

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  • サイズ A5判/ページ数 220p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784589037282
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C3031

目次

「多からなる一」という理想
第1部 多文化社会の歴史的形成(「移民の国」の理想とその歴史的展開;アメリカ人種主義体制と文化的多様性)
第2部 「多からなる一」の歴史社会学(「単一のアメリカ」への同化;文化多元主義とエスニシティ;アメリカ型多文化主義の成立と展開;多文化主義をめぐる論争)
第3部 多文化主義以後の人種と編入様式(ポスト公民権時代の新しい人種主義;アメリカ多文化社会の未来へ)
「多文化共生」社会の新たな構想のために

著者等紹介

南川文里[ミナミカワフミノリ]
1973年愛知県に生まれる。2001年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。2006年博士(社会学)取得。日本学術振興会特別研究員、神戸市外国語大学准教授を経て、立命館大学国際関係学部准教授(2016年4月より同教授)。専門は、社会学、アメリカ研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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❁Lei❁

19
図書館本。院試の英語で多文化社会について出題されそうなので、勉強のために読了。移民の国アメリカが現在の形になるまでに、これほど酷い人種差別と多くの編入様式の議論があったとは知りませんでした。日本に安住していては気づくことのできない価値観や観点について学べました。2022/06/21

kokekkosan

0
アメリカの多文化社会をめぐる理論と議論がどのように展開したのかがよく理解できた。2つの系譜の利点と課題も明確に提示されている。オバマ大統領就任初期に書かれたものらしくアメリカの未来について希望を見出しているように読め、その後に起こった変化はいったいどこから始まっていたのか、探しながら読んだ。2020/03/30

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