内容説明
包摂型社会を都市や地域空間に具現化し、包摂都市の実現に向けた道筋を探るための実践の手引書。プロセスとしての貧困に着目し、貧困化をもたらすメカニズムを同定する。
目次
1部 プロセスとしての貧困(社会的排除論の成立背景;社会的排除の意味と市民権)
2部 社会的排除と居住(居住分野における社会的排除の性質:社会的排除の言説と居住政策;住居と社会的排除;地域と社会的排除)
3部 包摂都市に向けた理論と実践(多文化コミュニティワークによるコミュニティの再興;コリアンコミュニティの地域再生と居住支援;都市部落の高齢居住者の生活から見るプロセスとしての貧困:同和地区のまちづくりと社会的包摂;南の世界のスラム再生と社会的包摂;貧困コミュニティにおける社会的排除とコミュニティ開発:韓国の貧困コミュニティからの実践の中心に;複合的居住支援による居住困窮層支援の新たな方向の模索)
著者等紹介
全泓奎[ジョンホンギュ]
1969年韓国ソウル生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了(国際都市計画・地域計画研究室)、日本福祉大学COE主任研究員及び大韓民国政府国土海洋部居住福祉企画課事務官(福祉係長)等を経て、大阪市立大学都市研究プラザ教授/工学博士(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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