内容説明
好評だった初版を法改正に合わせて大幅に改訂。生活の糧としての“パン”のみならず、尊厳としての“薔薇”も―人間らしく働いて豊かに生きる労働条件を実現するために、欠かせないのが労働法の知識。重要判例・通達も詳解し、テキストとしてのみならず労働組合・企業の実務にも最適。
目次
1 労働法の基礎と労働契約・就業規則(労働法の沿革;労働基準法の適用と実効性の確保 ほか)
2 労働条件の決定と変更・労働関係の終了(賃金;労働時間・休憩・休日・年次有給休暇 ほか)
3 組合活動と労使紛争の調整・解決(労働組合;団体交渉・争議行為 ほか)
4 労働市場・企業の変動と個別労働紛争(労働市場政策と雇用保障;企業の組織再編 ほか)
著者等紹介
林弘子[ハヤシヒロコ]
1966年九州大学法学部卒業、1968年九州大学法学部法学研究科修士課程修了、1970年米チュレーン大学ロースクール卒業・LLM(Masters of Law)、1976年米イエール大学ロースクール(フルブライト研究員)、1982年米コーネル大学労使関係スクール(ACLS研究員)、1998年米ニューヨーク大学ロースクール・コロンビア大学ロースクール(フルブライト研究員)、2003年弁護士登録(福岡県弁護士会)、2005年米ハワイ大学ロースクール客員教授。1985‐2013年福岡大学法学部・同大学院法学研究科教授・同法科大学院兼任教授(労働法担当)。2013年4月から公立大学法人宮崎公立大学学長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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