目次
平和の人類学 序論
第1部 平和をつくる(南部スーダンにおける草の根平和構築の限界と可能性;東ティモールにおける非暴力の思想“ナヘビティ”;歴史の他者と出会い直す―ナチズム後の「和解」のネットワーク形成)
第2部 平和を伝える(中米グアテマラにおける内戦の記憶と和解;平和博物館の“再発見”に向けて―現代日本という場(フィールド)で考える/試みる)
第3部 平和を問い直す(平和の現場の歩き方―アジアで考える戦争と植民地;「平和の脱・国際政治学」―北朝鮮問題と向きあう韓国、日本のNGO・市民運動;避難が生み出す平和―原発事故からの母子避難者が形成する新たなつながり)
著者等紹介
小田博志[オダヒロシ]
北海道大学大学院文学研究科准教授。専攻は文化人類学。ドイツに関わる戦後・植民地後和解について調査を進めている
関雄二[セキユウジ]
国立民族学博物館研究戦略センター教授。専攻はアンデス考古学、文化人類学。アンデス文明の生成過程、文化遺産の保存と活用を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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