行政‐市民間協働の効用―実証的接近

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行政‐市民間協働の効用―実証的接近

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784589035523
  • NDC分類 318
  • Cコード C3031

内容説明

本書では、行政と市民との協働について論じた。「協働が及ぼす影響」という観点から、議論を展開。協働は政策過程や公共サービスの質・水準にいかなる影響を及ぼすのか。協働は行政に何らかの影響を与えるのか。あるいは、市民側へはどのように影響するのか。本書では、これらの問いに対して、経験科学的視点から明確な回答を模索し掲示している。

目次

第1章 背景と目的(本書の目的;協働の動向と文脈;主要概念の定義)
第2章 協働と政策過程(協働が政策過程に及ぼす影響;協働型事務事業の特性;協働事業の特性;小括)
第3章 協働と行政(協働が行政へ及ぼす影響;行政の民主化:組織レベル;行政の民主化:職員レベル)
第4章 協働とNPO(協働がNPOへ及ぼす影響;NPOへの影響とその類型;NPOへの影響過程)
第5章 知見と含意(知見の整理;総括;含意;課題と限界)

著者等紹介

小田切康彦[コタギリヤスヒコ]
1980年長野県生まれ。同志社大学大学院総合政策科学研究科博士課程(後期課程)修了、博士(政策科学)。独立行政法人日本学術振興会特別研究員、同志社大学高等研究教育機構特別任用助教を経て、2014年4月より徳島大学大学院ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。