内容説明
大嶽秀夫(現同志社女子大学客員教授、京都大学名誉教授)古稀記念論文集。師が切り開いた多岐にわたる現代政治研究のテーマを、各々の関心から今日の文脈のなかで分析。取り上げているテーマは、官僚政治、政治経済体制、議会政治、政治的リーダーシップ、地方政治、比較政治、専門性の政治、ジェンダー政治、防衛政策など。
目次
小泉構造改革と福祉レジーム転換
解散権の行使と首相の権力―退陣と解散のリーダーシップ
専門性の政治過程―現代政治における医療政策の位相
都道府県知事選挙の構図
ポピュリズムと地方自治―学力テストの結果公表をめぐる橋下徹の政治手法を中心に
衆議院小選挙区選挙における現職効果―票は議席を与える、議席は票を与えるか
憲法改正をめぐる世論
1990年代国会改革の政策過程論と新制度論
自由主義的改革の時代?―1980年代のドイツ福祉政治
フォーディズム型ジェンダー秩序再編の政治―パートタイム労働法の改正を事例として
現代日本の防衛政策形成過程とシビリアン・コントロール
ストリート官僚論再訪―第一線生活保護行政の政治学
著者等紹介
新川敏光[シンカワトシミツ]
京都大学公共政策大学院・法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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