刑事裁判のいのち

個数:
  • ポイントキャンペーン

刑事裁判のいのち

  • 木谷 明【著】
  • 価格 ¥2,090(本体¥1,900)
  • 法律文化社(2013/08発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 38pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月01日 05時27分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 173p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784589035387
  • NDC分類 327.6
  • Cコード C1032

目次

1 裁判を知る 刑事裁判の役割(世の中(社会)の決まり―法律と道徳
民事裁判と刑事裁判
罪刑法定主義
刑事裁判の仕組みのあらすじ
「『疑わしいときは被告人の利益に』の原則」の意味
刑事裁判の目的―「社会秩序の維持」と「人権の保障」のかね合い
無実の人を罰しないために法律はどのような「仕組み」を用意しているか
まだ不備な点―証拠開示と取調べの可視化について)
2 刑事裁判のいのち よりよい刑事司法の実現のために(刑事裁判で一番大切なことは何か;強すぎる検察(検察官司法)と裁判員制度
裁判官にもの申す!(周防正行監督&木谷明弁護士対談)―二〇一二年六月三〇日「なくせ冤罪ひらけ再審 六・一六市民集会」)
3 刑事裁判と命 死刑は本当に必要なのか(私と死刑事件との関わり;死刑制度に関する問題の所在;絞首刑は「残虐な刑罰」ではないのか;死刑の存置理由(積極面)―(1)威嚇力・抑止力論と(2)被害者(報復)感情の満足論
死刑の問題点(消極面)
諸外国の状況
死刑制度の積極・消極の理由の対比
結論)

著者等紹介

木谷明[キタニアキラ]
1937年12月15日神奈川県平塚市生まれ。1961年東京大学法学部卒業、司法研修所入所(第15期)。1963年東京地裁判事補任官後、最高裁調査官、水戸地裁所長、東京高裁判事部総括を経て、2000年退官。2004年から12年3月まで法政大学法科大学院教授。2012年4月から弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねお

17
『無罪を見抜く』に比し、死刑の問題と強すぎる検察官について、特に深掘りされている。一般向け啓蒙書として、一般の人にとってわかりやすい平易な語り口での講演をまとめたものであるため、一見して、国民の理解を得られにくい被告人側の権利保障や弁護権の強化の議論についても社会からの納得を調達する手法を学ぶことができる。その思想の根底には、裁判官も検察官も被告人も、「人間である」という当然の命題が「自然に」存在する。神ならぬ人間は、誰しも間違いを起こす。その人間の弱さを眼前にどのような選択をすべきか、という問題である。2021/02/10

おやぶたんぐ

8
久しぶりに読む。脳にびんびん響く。能力、人格共に及びもつかないが、その足元に近付きたいという大それた願いは諦められない。2019/03/14

忽那惟次郎8世

7
2010年から2012年にかけての講演録 また映画監督 周防正行との対談も含まれている。後半には死刑制度についての論考が掲載されている。裁判員制度が導入された2009年の直後だけに 同制度に対する「強すぎる検察と裁判員制度」は著者の法政大学法科大学院での最終講義の内容であり 非常に貴重な記録であり 法政大学の好意により転載が許可されたものである。  死刑制度については 飯塚事件の死刑執行について「ひとりの国民として満腔の怒りを込めて講義したい」と書いているが 法務省あまりにひどいことをしたと思う。 2025/02/09

m 。

5
死刑制度についてのテーマが特に興味深かった。世論において死刑存置論が叫ばれる今、そのことに疑問を持っている著者。死刑制度を考えるには、裁判員制における裁判員の負担や精神論、世界的潮流など、多くの要素が必要とされることが伺える。「法が、世論が。」と絶対視するのではなく、一国民として疑念を抱き、現状や問題点を踏まえ思考することが今後の刑事裁判にとって必要なのではないかと感じた。2014/09/22

ユウ

2
非常に著名な裁判官による平易な講演集。刑事裁判に対する考え方や死刑制度に対する思想は参考になる。著者は、決して、被疑者・被告人に優しい・甘いのではなく、「人間」を見ているのだろうと強く感じさせられる。こうでない裁判官のなんと多いことか。2020/02/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7134340
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品