内容説明
2011年の法改正・立法に対応。法学部とロースクールを架橋するテキスト。「家族法」の基礎から応用まで、Case、Topic、Further Lesson、Examなどを使い、多面的かつアクセントをつけて解説・展開。
目次
第1章 親族法総説
第2章 婚姻
第3章 親子
第4章 親権
第5章 後見、保佐、補助および扶養
第6章 相続法総説および相続人
第7章 相続の効力
第8章 相続の承認、放棄および相続財産の清算
第9章 遺言
第10章 遺留分
著者等紹介
半田吉信[ハンダヨシノブ]
1948年、広島県呉市に生まれる。1974年、京都大学大学院法学研究科(博士課程)中退。現在、千葉大学大学院専門法務研究科教授
鹿野菜穂子[カノナオコ]
1959年生まれ。九州大学大学院法学研究科修士課程修了、同博士後期課程単位取得退学。現在、慶應義塾大学大学院法務研究科教授
佐藤啓子[サトウヒロコ]
1965年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程(前期課程)修了。現在、愛知学院大学法学部教授
青竹美佳[アオタケミカ]
1975年生まれ。2004年、京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現在、広島修道大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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四季 彩
0
民法の参考書関連はいくつか読んでいるが、学習していない分野だからという理由を抜いても読みづらさは否めない。教科書として読んでもらう事を意図している本にしては自説の押し付けが甚だしいようにも思える。たとえば、なぜその説が妥当であるのか書かずにその説を妥当と断定する書き方も多々見受けられた。教科書として扱うにしては情報量の不足と筆者の主張が強く表れ過ぎていると思う。まあ、佐久間先生の『民法の基礎』と比べるのがいけないのか……2014/09/10
ニモ
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ケースがたくさん載っていることに加えて説明もやさしいので制度を理解するには良いと思います。ただ、理由付けなく単に学説を羅列しているだけの部分も多々あるため、しっかり勉強するには他の本で補う必要があると思います。2014/01/24
みうら
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非常にわかりやすく読みやすい。2024.4.15最新。改正項目、審議中、要綱など最新の情報がちゃんと記載されている。また、具体例も豊富で理解しやすい。2024/11/13