内容説明
意図的な「沖縄戦」捏造の分析を踏まえ、国民保護法下の現代版「総動員体制」と沖縄を拠点とした「軍事強化」へ警鐘を鳴らす。
目次
第1章 沖縄戦体験の認識は、なぜ共有されていないか
第2章 「沖縄戦体験」を捏造した「援護法」の仕組み
第3章 沖縄地元紙社説に見る沖縄戦認識―『沖縄タイムス』・『琉球新報』を通して
第4章 歴史修正主義者らによる沖縄戦書き換え
第5章 沖縄戦と有事法制
補章1 3・11以後の諸問題
第6章 有事法制下の日本・沖縄のいま―「国民保護法」による「軍民一体意識」の形成
第7章 憲法九条・非暴力平和思想の具現化―無防備地域宣言運動
補章2 原子力「核」のない無戦世界を―3・11福島原発事故を問う
エピローグ―「無戦世界」実現のために
著者等紹介
石原昌家[イシハラマサイエ]
沖縄国際大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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