中国・日本の自動車産業サプライヤー・システム

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784589032508
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C1034

内容説明

“世界の工場”・“世界の市場”として急成長する中国。日本の自動車メーカーは積極的な中国進出と国内生産体制の再編を強いられている。詳細な実態調査により、日・中自動車産業の競争と共生関係および日本国内の生産体制再編のダイナミズムを克明に描き、自動車産業の未来を展望する。

目次

第1章 中国自動車・自動車部品産業の現状と課題
第2章 広汽トヨタのJITにおけるSPSと順引きの意味―リーン化、ウルトラ・テイラー主義、サプライヤーへの負担転嫁
第3章 中国における日系自動車産業と金型供給構造
第4章 日本のサプライヤー管理―日産自動車の事例を中心として
第5章 北海道・東北地域における自動車メーカー・サプライヤーの生産、部品調達と地域企業による自動車産業への参入
第6章 九州地域の自動車部品サプライヤー・システムの展開過程
第7章 本田技研の二輪車事業の変遷とサプライヤーの対応
第8章 トヨタ・ネットワークにおける需要変動対応能力
第9章 偽装請負のもとでのトヨタ的労使関係の変容

著者等紹介

山崎修嗣[ヤマザキシュウジ]
1960年6月27日生まれ。京都大学大学院経済学研究科出身。鹿児島県立短期大学を経て、広島大学大学院総合科学研究科。専門、産業論・企業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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