目次
分権化と国際化の時代に
第1部 分権化改革の光と影(中央集権国家フランスと分権化への胎動;ミッテラン=ドゥフェール分権化改革の流れと特徴;分権化改革の「第二幕」)
第2部 エリート支配と地域(地方政治エリートによる支配構造関係の諸断面;公選委任職責兼任への理論的批判―イヴ・メニイの議論を中心に;名望家支配の持続と変容)
第3部 市町村間共同組織の急激な普及と「地域の民主主義」(21世紀における市町村間共同組織の展開―浮上する「地域の民主主義」;地域自治体のガヴァナンス―「市町村間共同組織の民主主義」とコミューンの在り方)
サルコジ政権下の地方政治改革案
著者等紹介
岡村茂[オカムラシゲル]
1943年生まれ。1973年関西大学大学院法学研究科博士課程単位修了。専攻:現代フランス地方政治、社会情報論。1982‐84年フランス政府給費留学生(パリ政治学院)。1990年静岡英和女学院短期大学国際教養学科専任講師、後に、助教授を経て教授。1996年愛媛大学教育学部教授、地域創成研究センター教授(兼任)。2006年愛媛大学学長特別補佐。2009年愛媛大学ミュージアム客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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