出版社内容情報
憲法の生存権規定の法的性格論議にとどまらず、後期高齢者医療制度等の社会保障改革の内実を権利保障の視点から批判的に検証し、将来を展望する。
目次
序章 問題の所在―社会保障改革と介護保険法
第1章 介護保険法の現状と諸問題
第2章 介護保険法の給付と給付受給権
第3章 要介護認定と被保険者の権利
第4章 介護保険ケアマネジメントと要介護者の権利
第5章 介護事業者・介護労働者とサービス利用における要介護者の権利
第6章 介護保険料負担と被保険者の権利
第7章 介護保険行政争訟と被保険者・要介護者の争訟権
第8章 介護保険法と要介護者の権利擁護
第9章 介護保険法と社会保障立法の変容
終章 介護保険法のゆくえと権利保障の課題
著者等紹介
伊藤周平[イトウシュウヘイ]
1960年生まれ。労働省(現厚生労働省)、社会保障研究所(現国立社会保障・人口問題研究所)を経て、東京大学大学院修了。現在、鹿児島大学法科大学院教授、専攻は社会保障法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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