出版社内容情報
愛国心、新自由主義、歴史認識など現代政治の焦点となる問題が、歴史的にどのような背景で発生し展開してきたか。国民国家の価値・規範が変容する今、新たな政治の枠組みを歴史、思想から考える。
目次
1 グローバリゼーションと国民(新自由主義―市場原理主義と国家の変容;愛国心―知的伝統の再発見;移民―近代日本の経験と現在)
2 民主政と国民(民主主義―夢と現実;福祉―社会的排除と国民統合;国家と軍隊―文民統制の変遷)
3 ネーションを超えて(歴史認識―過去の記憶と政治の論理;アジア―対立と共同のはざまで)
著者等紹介
出原政雄[イズハラマサオ]
同志社大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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