目次
第1部 事実認定適正化の方策(刑事事実認定について;裁判官から見た弁護人活動―捜査の適法性及び自白の任意性の争い方を中心として;鹿児島の夫婦殺し事件―冤罪の疑いによる破棄差戻し;よど号ハイジャック事件―謀議の認定と不意打ち;柏の少女殺し事件―少年事件の「再審」)
第2部 二一世紀の法曹像(法律学は面白いか―法律学の特質と期待される法律実務家像;二一世紀の司法を支える皆さんへのメッセージ―いかにして「理想の裁判」を実現するか;法律文化の形成と裁判官の役割)
著者等紹介
木谷明[キタニアキラ]
昭和12年12月15日神奈川県平塚市にて生まれる。昭和36年東京大学法学部卒業。平成16年4月法政大学法科大学院教授。昭和36年4月司法研修所入所(第15期)、同38年判事補任官(東京地裁)、同41年最高裁刑事局付、同48年同地裁判事、同50年名古屋地裁判事、同53年同高裁判事職務代行、同54年最高裁調査官、同59年大阪高裁判事、同63年浦和地裁判事部総括、平成4年東京高裁判事、同6年東京家裁判事部総括、同8年水戸家裁所長、同9年水戸地裁所長、同11年東京高裁判事部総括を経て、同12年5月退官、同年6月公証人(霞ヶ関公証役場)
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