規制が支える自己決定―労働法的規制システムの再構築

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  • サイズ B6判/ページ数 446,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784589027764
  • NDC分類 366.14
  • Cコード C3032

内容説明

自己決定は、規制によって支えられると同時に、必要な規制や連帯を確立するための前提条件でもある。使用者に対して弱い立場にある労働者の自己決定には、あらゆる危険がつきまとう。しかし、労働契約の当事者であり、労働基本権の主体である労働者個々人が、自己決定をなす主体として自己を確立していくこと以外に、現在の閉塞状況を打開する道があるとは思われない。

目次

1 新局面を迎えた労働と法(日本的企業社会とその変貌;後退する労働法的規制;規制緩和―その論理と背景)
2 法における人間像と自己決定(自己決定権をめぐる議論の展開;労働者像と自己決定)
3 労働法的規制の再構築(労働法的規制システムの意義;国家法的規制のあり方;労働法的規制システムにおける労使自治;労働法的規制システムにおける自己決定)

著者等紹介

西谷敏[ニシタニサトシ]
大阪市立大学大学院法学研究科教授。1943年神戸市に生まれる。1966年京都大学法学部卒業。1971年京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。大阪市立大学法学部助教授。1983年同教授。1988年大阪市立大学より法学博士号授与。2004年ドイツ・フライブルク大学より名誉博士号授与
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浅井秀和 「不正規」労働者

1
労働者が真に自己決定できるには法による市場の規制がいかに決定的に重要なのかを解き明かした本です。専門的な論もありますので、労働法の知識がないと容易に読むことが進みません。全労働者必読2014/12/13

こたつ

0
西谷理論の中心である「自己決定」について、基礎理論から個別政策まで余すところなく展開されていく様は圧巻です。自己決定論は、ややもすると規制緩和論や自己責任論に結び付けられやすいですが、それでも(あるいは、だからこそ)正面から労働における自己決定を論じる重要性を確認することができました。労働条件決定における国家法、集団規制、個別規制のバランスを、とくに(理論ではない)政策の場面においてどのようにとるのかが非常に難しいと感じました。2017/07/30

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