内容説明
先住民族の権利を展望するための分析視角と方法論を提示。「世界の先住民の国際10年」(’94~’04)の展開と積み残された問題群を批判的・実証的に分析し、その根本原因を衝く待望の書。
目次
第1部 「一〇年」の意義とインパクト(先住民(族)の人権と基本的自由に関する国連特別報告者
「国連先住民族の権利宣言」制定過程と「一〇年」
日本国内外の「一〇年」を振り返る)
第2部 先住民族の直面する課題(バイオテクノロジーと先住民族;持続可能な開発に関する先住民族コーカスの経済社会開発に関する共同声明;対テロ戦争と先住民族;先住民族女性、開発、ジェンダー;太平洋諸島・先住民族の自決・自治・自律の試み;「先住民族の国際一〇年」が生み出した希望、現実、そして幻想―日本から次の一〇年における権利回復運動の可能性をみる)
資料
著者等紹介
上村英明[ウエムラヒデアキ]
恵泉女学園大学助教授、市民外交センター代表
藤岡美恵子[フジオカミエコ]
反差別国際運動(IMADR)グァテマラプロジェクト・コーディネータ/フェリス女学院大学・法政大学非常勤講師
中野憲志[ナカノケンジ]
IMADRグァテマラプロジェクトチームメンバー(「テロル“恐怖”の下での平和」を研究中)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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