内容説明
本書は、今まで以上に親しみやすい教科書をこころがけている。全体を21章に分け、最初と最後で法律学の学習や方法論に関する基礎的事項を扱い、その他の19章において、テーマごとに独立した章をたて、その中で問題となりうる法律上の論点を取り上げ、簡潔かつ平易に論じている。テーマは、日常生活に密接にかかわるものから、国家や国際問題にかかわるものまで多岐にわたるが、それらが有機的に連関しつつ、全体として統一的な21世紀のわが国および国際社会像を展望して議論が組み立てられている点に特徴がある。
目次
法と社会―私たちをとりまく法律は?
何とラディカルな日本国憲法
非暴力平和主義でいこう―その先進性と可能性
家庭でも平等を―フィフティ・フィフティの提案
女性に対する暴力は許せない!
主権は君に
裁判所ってどんなところ?―裁判傍聴へいこう
消費者は市場の主権者だ!―消費者と法
備えあっても憂いあり―事故と法
血は水よりも濃し―家族と法〔ほか〕
著者等紹介
上田純子[ウエダジュンコ]
椙山女学園大学教授
三枝有[サエグサタモツ]
名古屋学院大学教授
長尾良子[ナガオヨシコ]
名古屋女子大学非常勤講師
中里見博[ナカサトミヒロシ]
福島大学助教授
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