内容説明
本書は、『明治離婚裁判史論』(法律文化社、一九九四年)刊行ののちに発表した拙稿のなかから、近代日本の婚姻法史にかかわる一三編を収録したものである。
目次
第1部 婚姻の成立と父子関係(明治一〇年司法省丁第四六号達と婚姻の成立要件;明治六年太政官第二一号布告と私生子認知請求 ほか)
第2部 妾の法的地位(明治民法施行以前の妾と裁判;明治民法施行以後の妾と裁判)
第3部 婚姻の解消(離婚)と裁判(明治初年の離婚関係文書三題;夫専権離婚説批判 ほか)
第4部 婚姻関係裁判と法曹の家族観(旧民法編纂過程にみる司法官の家族観;ある弁護士文書からみた離婚裁判)
第5部 総括にかえて(明治婚姻・離婚法史研究の現状と課題;近代日本における父)
著者等紹介
村上一博[ムラカミカズヒロ]
1956年京都市に生まれる。1978年同志社大学法学部法律学科卒業。1986年神戸大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。現在、明治大学法学部教授博士(法学)。専攻は日本近代法史
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