内容説明
日本国憲法を現実社会(世界)へ活かすための鍵はどこにあるか。市民生活に憲法理念を実現するためには、何を、どのように変えていく必要があるのか。本書は、憲法を拠り所として現状を批判し、さらに市民が豊かに暮らしていける社会ビジョンを描いていくもの。憲法条項、問題状況の概説に留まらないで、アクチュアルな問題を含めて、憲法の基本的価値を確認し、新たな視点からの問題提起をする。
目次
第1章 地球時代の道しるべ
第2章 憲法と民主主義
第3章 人権と現代日本社会
第4章 国際人権と憲法
第5章 憲法における代表と自治
第6章 立憲主義のめざす統治と民主主義
著者等紹介
根本博愛[ネモトヒロトシ]
1941年・千葉県木更津市生まれ。同志社大学大学院法学研究科修士課程修了。四国学院大学社会学部教授
青木宏治[アオキコウジ]
1947年・群馬県桐生市生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。高知大学人文学部教授
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