内容説明
本書は、日本国憲法についての教科書ではあるが、憲法の体系的な理解や細かな解釈論を学ぶためのものではない。日本が現在置かれた状況に照らして学ぶ(あるいは、憲法に照らして日本の状況を学ぶ)ための本である。
目次
序 はじめに(憲法とは何か;憲法の歴史―近代憲法から現代憲法へ ほか)
1 戦後憲法史(敗戦のむかえ方と日本国憲法;憲法はどのようにしてつくられたか ほか)
2 平和主義(憲法の平和主義―その解釈の対立と変遷;日米安保条約 ほか)
3 人権(基本的人権と公共の福祉;自己決定権 ほか)
4 統治機構(X君を国会議員にしようとしたら―選挙をめぐる諸問題;国会へ出てきたものの―国会運営の諸問題 ほか)
著者等紹介
播磨信義[ハリマノブヨシ]
神戸学院大学法学部教授。1942年生まれ。1972年京都大学大学院法学研究科博士課程修了。山口大学教育学部勤務を経て、1987年より現職
木下智史[キノシタサトシ]
神戸学院大学法学部教授。1957年生まれ。1985年京都大学大学院法学研究科博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員を経て、1986年より神戸学院大学法学部に勤務。1997年より現職
渡辺洋[ワタナベヒロシ]
神戸学院大学法学部助教授。1967年生まれ。1998年早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程修了要件取得済満期退学。2000年より神戸学院大学法学部に勤務。2002年より現職
脇田吉隆[ワキタヨシタカ]
神戸学院大学法学部非常勤講師。1953年生まれ。1985年神戸学院大学大学院法学研究科博士課程修了。1999年より現職
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