内容説明
本書は、現代の企業におけるリスクの態様やその具体的な予防・解決策、そして、新たなリスクを惹起している現代企業の構造や取引形態の激変について、企業法務の現場に身をおく者と研究に携わる者とが協同して検討したものである。
目次
第1編 現場からみた企業法務(ビジネスリスクと企業法務―予防策と企業法務の役割;企業法務における法務社員と弁護士のあり方;リスク管理におけるコーポレートガバナンスと企業法務;知的財産法務のリスク管理のあり方)
第2編 企業法務の新たな課題(企業の社会的責任と企業法務の役割;コンプライアンス・プログラムの位置づけと監査・監督;企業再編における企業法務のあり方;海外取引とリスク管理;グローバル化と法―「グローバル・スタンダード」から何をイメージするか)
著者等紹介
武久征治[タケヒサセイジ]
龍谷大学法学部教授
辻本勲男[ツジモトイサオ]
龍谷大学法学部教授、前オムロン(株)法務・知的財産権本部長
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