内容説明
本書は、日本国憲法の総論と基本的人権の領域を扱った『日本国憲法講義・人権編』の上に、統治機構の領域を加えて、日本国憲法を全体にわたって体系的に学ぶことをめざした『日本国憲法講義』を、さらに修正、追加を加えて装いも新たに刊行したものである。第3版では、学校教育法、公職選挙法、地方自治法および男女雇用機会均等法等の改正にあわせて修正等を行った。
目次
憲法と憲法学
日本国憲法の成立
日本国憲法の基本原理
戦争の放棄
基本的人権と国民
法の下の平等
精神的自由権
経済的自由権
身体的自由権
社会権
統治機構
地方自治
著者等紹介
上田伝明[ウエタデンメイ]
1933年出生。名古屋大学大学院法学研究科修士課程修了。法学博士(名古屋大学)。現在:椙山女学園大学教授、静岡大学名誉教授、憲法学専攻。著書に『インディアン請求委員会の研究』(1979年、法律文化社)。『インディアン憲法崩壊史研究』(1974年、日本評論社)。『社会科学・現代日本の憲法(全訂版)』(1977年、法律文化社、共著)。『インディアンと合衆国憲法』(1983年、法律文化社)。『マニフェスト・デスティニとアメリカ憲法』(1988年、法律文化社)。『法人類学の地平』(1992年、成文堂、共著)。『インディアン研究の旅』(1994年、法律文化社)
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