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プリメール民法〈2〉物権・担保物権法

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  • サイズ A5判/ページ数 267p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784589024268
  • NDC分類 324
  • Cコード C1032

内容説明

本書は、はじめて物権法・担保物権法(以下では、単に物権法という)を学ぼうとする人を対象に書かれたものである。通常大学の講義では、1年次に民法総則が配当され、2年次において物権法の講義が行なわれている。したがって、物権法の受講者ははじめて民法に触れるわけではなく、ある程度の民法知識を備えてはいるのだが、物権法にもそれ独自の難しさがあり、そのために物権法の理解をしばしば困難にしている。そこで本書では、このシリーズの他の巻と同様に、文書をできるかぎり平易にするとともに、WINDOWというコラムを設け、具体的な事例や興味のありそうなテーマを取り上げて読者の関心を惹くようにし、さらには図表を用いて叙述が平板にならないように工夫を加えている。

目次

序章 物権・担保物権法を学ぶための基礎知識
第1章 物権の効力
第2章 物権の変動
第3章 所有権
第4章 用益物権
第5章 占有
 第6章 抵当権
第7章 質権
第8章 法定担保物権
第9章 非典型担保

著者等紹介

今村与一[イマムラヨイチ]
1978年広島大学政経学部卒業。’83年東京都立大学大学院社会科学研究科(基礎法学専攻)博士課程単位取得退学後、東京大学社会科学研究所助手、新潟大学教養部講師、助教授等を経て、現在、岡山大学法学部教授

上谷均[カミタニヒトシ]
1979年大阪市立大学法学部卒業。’85年同大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現在、広島修道大学法学部教授

中山知己[ナカヤマトモミ]
1982年立命館大学法学部卒業。’86~87年ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてミュンヘン大学留学、’93~94年文部省在外研究員としてミュンヘン大学法制史研究所留学。’86年山口大学助手、講師、助教授、教授を経て、現在、桐蔭横浜大学法学部教授

鈴木龍也[スズキタツヤ]
1979年早稲田大学法学部卒業。’87年大阪市立大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。愛媛大学助手、講師、助教授を経て、現在、龍谷大学法学部助教授
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