目次
第1部 市場と家族(市場と世帯経済―産業革命期イギリスにおける家族の経験;福祉国家の変容と家族政策―公私二分法とジェンダー平等;第二世代の両立支援と労働法―スウェーデン法を参考に)
第2部 福祉レジームと家族政策(アメリカの福祉改革―福祉退出者研究の教訓と洞察;イギリスの成年後見法にみる福祉社会の構想―判断能力の不十分な成年者をとりまく家族、社会、国家;フランスの家族手当と家族政策の歴史的転換―「主婦手当」問題を中心として;ドイツ社会国家と家族政策;ひとり親家族の子育てと福祉援助―貧困家族におけるジェンダーと家族主義からの考察)
第3部 家族と女性の歴史分析(近代日本の企業福祉と労働者家族;イギリスにおける女性労働と古典派経済学―ガヴァネス問題から男女同一賃金論まで;雑誌『青鞜』における「堕胎論争」の一考察―妊娠した原田皐月・伊藤野枝・平塚らいてうにとっての母になること)
著者等紹介
原伸子[ハラノブコ]
法政大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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