内容説明
産業集積はいま、経済のグローバリゼーションや、その中での国の経済発展政策との関連において、経済学のみならず政策形成主体によっても注目されるようになった。本書は、A.マーシャルやA.ヴェーバーの古典的理論と、P.クルーグマンやM.E.ポーターらの理論をともに紹介し、その問題点を指摘するとともに、“シリコンバレー”や“第三のイタリア”など、産業集積地区の事例研究を通して、その形成と特徴を明らかにする。
目次
いまなぜ産業集積か?
産業集積地域の事例(シリコンバレーの形成と特徴;「第3のイタリア」)
マーシャルの産業集積論
産業集積論におけるアルフレート・ヴェーバーとその系譜
「新しい産業空間」論と「領域・技術・組織三位一体」論
クルーグマンの産業集積論
ポーターの競争優位論と産業クラスター
知識創造と産業集積
「イノヴェーティヴ・ミリュー」と「学習する地域」
著者等紹介
山本健児[ヤマモトケンジ]
1952年新潟県に生まれる。1974年一橋大学社会学部卒業。1980年東京大学大学院理学系研究科地理学専門課程博士課程退学。法政大学経済学部教授(経済地理担当)
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