シンポジウム 経済の大転換と経済学―金子勝氏の問題提起をめぐって

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588642043
  • NDC分類 331.04
  • Cコード C1033

出版社内容情報

セイフティネット確立の提言,反グローバリズム論を展開し,経済学を問い直し続ける金子氏を囲み,日本経済の危機の核心,経済学の課題を問う迫真のシンポジウム。

内容説明

小泉構造改革の矛盾と日本経済の危機的現状を鋭く批判して、セーフティネットをはじめ、反グローバリズムの諸政策を積極的に提言、ポスト冷戦時代の経済学の課題を問い続ける金子勝氏。氏を囲んで、進行する経済の大転換の核心に迫り、経済学再生の道を探る白熱の討論。

目次

シンポジウム・経済の大転換と経済学の新しい方向―金子勝氏の問題提起をめぐって(経済の大転換と経済学の新しい方向;コメントとそれへの応答;「公共空間」とセーフティネット;三大生産要素の市場化の限界;資本の無限の価値増殖とその市場化の限界 ほか)
シンポジウム後に寄せられた意見とそれへの応答(市場経済の力量を見くびるべからず―シンポジウムの記録を読んで;金子勝氏の問題提起をめぐって―近代経済学からの一考;誤解を解く―萩原進氏と奥山利幸氏の批判に答える)
付 “書評”制度の政治経済学の潜勢力―金子勝著『市場と制度の政治経済学』を読む
シンポジウムの締めくくりとして

著者等紹介

川上忠雄[カワカミタダオ]
法政大学経済学部教授。専攻は、世界システム論・景気循環論
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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