出版社内容情報
平成二年度日本農業法学会賞受賞 水利政策の展開に伴う法秩序の形成過程を跡づけ,環境問題を背景に「治水・利水」から,「保水・親水」への転換の経緯を展望。
内容説明
伝統的な農業水利権が近代以後、産業と水利政策の展開に伴い、いかに近代的法秩序に組み込まれて解体を余議なくされてきたかを法制史的に跡づけ、さらに今日、水の危機を背景として新たに〈保水・親水〉権が主張されるに至った経緯をも展望、より合理的な利水秩序の確立を訴える。
目次
第1章 農業水利権の法的諸問題
第2章 新たなる水利権の主成―親水水利権・克雪水利権
第3章 慣行農業水利権の解体
第4章 溜池水利権の解体
第5章 治水・利水の政策と法の歴史
第6章 河川法案審議における流水占用料
第7章 現代水利紛争の諸類型
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