出版社内容情報
ポスト公共事業社会の形成を自治体の現場において検証するとともに、公共事業の民営化に引き続く市民事業の現状とその可能性を語る
内容説明
ボランティアは自己犠牲(お金、知恵、労働の提供など)が主であった。もっと正確にいえば、当事者は犠牲ではなく、それは市民として当然の義務であり、あるいは大きな愛であり、さらには自分自身の喜びや満足であるというかもしれない。市民事業はもちろん、それらの要素をすべて含みながら「適正利潤」を得ることを恥や罪悪とは思わず、むしろ当然だと考える。この点がボランティアとは本質的に異なるのである。本書では、まずこれらの実態把握に努めた。そして、それらの事業を自治体や市場とのかかわりのなかで検証した。
目次
第1章 ポスト公共事業社会の形成(公共事業の歴史;改革のはじまり ほか)
第2章 市場化による公共事業改革とその限界(行政セクターの市場主義的改革;改革手法の具体的検討 ほか)
第3章 市民事業の提案(市民事業の実態と論点;市民事業と政策 ほか)
付 公共事業関連年表
著者等紹介
五十嵐敬喜[イガラシタカヨシ]
法政大学法学部教授
萩原淳司[ハギワラジュンジ]
りそな総合研究所(株)上席主任研究員
勝田美穂[カツタミホ]
法政大学大学院博士後期課程
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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