ILOの対中関与と上海YWCA―労働と平和の国際機構間関係史1919-1946

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ILOの対中関与と上海YWCA―労働と平和の国際機構間関係史1919-1946

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  • サイズ A5判/ページ数 244p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588625534
  • NDC分類 366.12
  • Cコード C3031

出版社内容情報

第一次世界大戦後に設立された国際労働機関ILO。当初、欧米を重視していたILOだが、中国で労働運動が高揚したのをきっかけに世界に目を向け始める。治外法権の租界があり、女性や児童が劣悪な条件で働く上海で、ILOはなぜ、民間団体YWCAと協力できたのか。日中戦争期の抗日運動の国際化についての新知見をもふまえ、民族・階級・ジェンダーから戦争と平和を考察する。

内容説明

民族・階級・ジェンダーの亀裂から生じた連帯。第一次大戦後に社会正義に基づく平和を目指した国際機関と、列強の搾取に異議を申し立てた民間組織の取り組みを考察する。

目次

序章
第1章 ILO設立過程における対日問題―日英間の舞台裏交渉
第2章 欧州地域統合と国際労働基準―ハイパーインフレーションの教訓
第3章 五・三〇運動の衝撃―ナショナリズムと国際機関
第4章 労災と失業の上海―行政的解決か労働者教育か
第5章 国際機構間関係史としての日中戦争―「生活水準の向上」に基づく国際的な連帯
終章

著者等紹介

小野坂元[オノザカハジメ]
1989年新潟県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術、2023年)。2024年から早稲田大学地域・地域間研究機構国際和解学研究所次席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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