悪の謎に挑む

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588622052
  • NDC分類 304
  • Cコード C0031

内容説明

正義の戦争は存在するか。悪のグローバル化は何をもたらしたか…。TIME ESSAYIST(『タイム』誌元論説委員)が永遠の難問に挑む。アウシュヴィッツから「9・11」まで。

目次

悪のグローバル化
ユーモアと縁続き
世界をへめぐる暗流
なぜ悪は行われるのか
隠者の話
破局を通じての教育
悪の枢軸
サラエボ―目には目を、歯には歯を、の掟
ライフル銃兵のディレンマ
ウェンディーズ事件の殺人犯はジャン・ヴァルジャンか〔ほか〕

著者等紹介

モロー,ランス[モロー,ランス][Morrow,Lance]
1939年フィラデルフィアに生まれる。ワシントンを中心に活動していたジャーナリストの両親とともに同地に移って幼少期を過ごす。ハーヴァード大学で英文学を専攻し、1963年に優等で卒業。1965年『タイム』誌に入社し、以来150編余のカバーストーリーを執筆した。1976年に同社論説委員となり、政治、文化から国際情勢にわたる数百編の「タイム・エッセイ」に健筆を振るう。1981年には論説・批評部門で「全米雑誌賞」を受賞している。1996年ボストン大学に特待教授として招聘され、合衆国大統領論やエッセイ・ライティングなどを担当する傍ら、『タイム』誌には契約エッセイストとして寄稿し続けている

河野徹[コウノテツ]
1931年に生まれる。東京大学教養学科イギリス科卒業。同大学院英文学修士課程修了。法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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eirianda

12
悪についてのエッセイ集。テロや戦争、犯罪の悪について、文学や心理や時代の背景を踏まえて書かれていて、博識だな、なるほどと思う箇所も多く、面白く読めた。ただ、ジャーナリストだからか、自身は善、という安全な立場からすべて書いてあり、彼の中の悪は皆無。そこが不満か。2019/01/18

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