サピエンティア<br> 南の認識論―不在の社会学と正義

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サピエンティア
南の認識論―不在の社会学と正義

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  • サイズ 46判/ページ数 502p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588603846
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C3330

出版社内容情報

グローバルな認知的正義がなければグローバルな社会正義は存在しない。私たちの認知の深淵を分かつ境界線により、グローバルサウスは見えないもの、あるいは存在しないものとして排除されてきた。異文化間の対話と翻訳にもとづく知識のエコロジーによってヨーロッパ中心主義的な認識論に抗い、現実の不正義に介入するための闘争の書。来たるべき多元社会を構想する知の巨人ソウザ・サントスの主著、完訳成る。


【目次】

序 文

善き生き方/ブエン・ビビールのマニフェスト

知識人/活動家のためのマニフェスト



序 章 西洋中心主義的な政治的想像力と批判理論を分離する

 「強い問い」と「弱い答え」

 終わりなき資本主義の終焉

 終わりなき植民地主義の終焉

 緊急事態と文明の変化のパラドックス

 非常に古いもの、あるいは非常に新しい何か──ヤスニ・プロジェクトの例

 重要な名詞の喪失

 理論と実践の亡霊のような関係

  敵は誰なのか

  成功や失敗をどのように測定するか

  取るに足らない過激主義

  世界社会フォーラム(WSF)後を理論化する

 結 論



第Ⅰ部 外延的近代性と従属的西洋──両者の分離の度合い



第1章 ヌエストラ・アメリカ──ポストコロニアルのアイデンティティとメスティーソ性

 ヨーロッパのアメリカの世紀と社会体制としてのファシズムの台頭

 「ヌエストラ・アメリカ」の世紀

 「ヌエストラ・アメリカ」の基礎理念

 バロックのエートス──叛逆的コスモポリタン政治と文化のための序説

 「ヌエストラ・アメリカ」の限界

 二一世紀における対抗ヘゲモニーの可能性

 結論──アリエル、あなたはどちらの側につくのか



第2章 もう一人の新しい天使──近代のルーツとオプションのゲームを超えて

 はじめに

 檻の中の過去

 「新しい天使」の寓話

 ルーツとオプションの方程式

 方程式の終焉

  スケールの乱れ

  ルーツとオプションの炸裂

  ルーツとオプションの互換性

 過去のための未来

 不安定化する主体性



第3章 オクシデンタリスト的でない西洋は存在するか

 哲学を売りに出す

 無知の知

 賭 け

 結 論



第Ⅱ部 南の認識論に向けて──経験の浪費に抗する



第4章 深淵性思考を超えて──グローバルな論理から知識のエコロジーへ

 規制/解放と収奪/暴力の間の深淵性の境界線

 結論──ポスト深淵性思考に向けて



第5章 盲目の認識論

内容説明

グローバルな認知的正義がなければグローバルな社会正義は存在しない。私たちの認知の深淵を分かつ境界線により、グローバル・サウスは見えないもの、あるいは存在しないものとして排除されてきた。異文化間の対話と翻訳にもとづく知識のエコロジーによってヨーロッパ中心主義的な認識論に抗い、現実の不正義に介入するための闘争の書。

目次

序章 西洋中心主義的な政治的想像力と批判理論を分離する
第1章 ヌエストラ・アメリカ―ポストコロニアルのアイデンティティとメスティーソ性
第2章 もう一人の新しい天使―近代のルーツとオプションのゲームを超えて
第3章 オクシデンタリスト的でない西洋は存在するか
第4章 深淵性思考を超えて―グローバルな論理から知識のエコロジーへ
第5章 盲目の認識論と向き合う―なぜ「儀礼的妥当性」の新しい形態は規制も解放もしないのか
第6章 怠惰な理性を批判する―経験の浪費に抗い不在の社会学と創発の社会学を求めて
第7章 知識のエコロジー
第8章 異文化間の翻訳―情熱の共有と差異化

著者等紹介

デ・ソウザ・サントス,ボアヴェントゥーラ[デソウザサントス,ボアヴェントゥーラ] [de Sousa Santos,Boaventura]
1940年ポルトガルのコインブラ生まれ。コインブラ大学で法学、ベルリン自由大学で法科学を学んだ後、イェール大学で社会学Ph.D.を修める。コインブラ大学経済学部、社会研究センターの創設に関わり、同校の社会学教授となる。現在は名誉教授。ウィスコンシン大学マディソン校ロースクール特別スカラー。若い頃はブラジルのスラム街でのフィールドワークに身を投じ、その後、マルクス理論の再解釈、参加型民主主義、社会的疎外に対する闘争を論じてきた左派知識人。編著や他言語を含め30冊以上の著作がある。著作は10以上の言語で出版されている。メキシコ科学技術賞、法・社会学会ハリー・カルヴァンJr.賞など数多くの受賞歴を有する

北野収[キタノシュウ]
1962年東京都生まれ。獨協大学外国語学部教授。大地の大学(Unitierra Jap´on)日本校副代表。専門は国際開発論・平和学・食料農業問題。元農林水産官僚。コーネル大学で国際農業開発修士と都市計画学Ph.D.を修める

松下冽[マツシタキヨシ]
1947年東京都生まれ。立命館大学名誉教授。専門はラテンアメリカを中心とする国際政治学。博士(国際関係学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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