出版社内容情報
帝国による覇権と植民地主義の下に近代を経験した日本と中国と韓国。過去の対立を乗り越えた「新しい記憶」を各国の人々が共有することで、和解に根差した平和な東アジア共同体へ活路が見出せるのではないか。その手段として著者は、地域・国・人が交わるトランスナショナル・ヒストリーを提唱する。李栄薫『反日種族主義』と対峙し、韓国史界をリードしてきた第一人者による入門書。詳細な訳者解説付。
帝国による覇権と植民地主義の下に近代を経験した日本と中国と韓国。過去の対立を乗り越えた「新しい記憶」を各国の人々が共有することで、和解に根差した平和な東アジア共同体へ活路が見出せるのではないか。その手段として著者は、地域・国・人が交わるトランスナショナル・ヒストリーを提唱する。李栄薫『反日種族主義』と対峙し、韓国史界をリードしてきた第一人者による入門書。詳細な訳者解説付。