内容説明
一人ひとりの人間の生存と安全な生活を国際社会全体がいかに保障するのか。そのありかたについてコスモポリタニズムの思想から考察する。
目次
第1章 人道的介入の一〇年(一九九一‐二〇〇〇年)
第2章 アメリカのパワー―強制からコスモポリタニズムへ?
第3章 ナショナリズムとグローバリゼーション
第4章 バルカン諸国における介入―未完の学習過程
第5章 グローバル市民社会という理念
第6章 正しい戦争と正しい平和
第7章 「人間の安全保障」
著者等紹介
カルドー,メアリー[カルドー,メアリー][Kaldor,Mary]
1946年生まれ。サセックス大学を経て、現在はロンドン政治経済学院(LSE)グローバル・ガバナンス研究センター所長・教授。専攻=国際関係論、グローバル市民社会論。1980年代にE.P.トムスンたちとヨーロッパ核軍縮運動(END)の創設に参画、また東ヨーロッパの人権問題に携わるヘルシンキ市民集会(Helsinki Citizenship Assembly)の創設をも主導し、ヨーロッパにおける市民社会運動の学問的・実践的活動に参加
山本武彦[ヤマモトタケヒコ]
1943年生まれ。静岡県立大学教授を経て、現在は早稲田大学政治経済学術院教授。専攻、国際政治学
宮脇昇[ミヤワキノボル]
1969年生まれ。松山大学助教授を経て、現在は立命館大学政策科学部准教授。専攻、国際政治学
野崎孝弘[ノザキタカヒロ]
1971年生まれ。大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員。専攻、国際政治学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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