出版社内容情報
戦争とアメリカ社会および国際社会のダイナミックな相互関係、さらにアメリカの世界秩序形成が生み出す諸問題を多面的視野から論じる。
内容説明
なぜアメリカはリベラルな世界秩序を追求するため戦争という手段に訴えるのか。
目次
アメリカ外交の伝統とアメリカの戦争
第1部 アメリカの戦争と国際社会(アメリカ帝国主義論の新展開;アメリカの戦争のやり方―米墨戦争(一八四六年)からイラク戦争(二〇〇三年)まで
ローズヴェルト系論の対外政策―カリブ地域における軍事介入
湾岸戦争からイラク戦争へ ほか)
第2部 アメリカの戦争とアメリカ社会(正しい戦争と不正な戦争―アメリカの戦争を大学一般教養の場で教えるということ;アメリカ市民社会と戦争;「アメリカの戦争」における道徳的文法の系譜―表象としての映画を中心に;イラク戦争とメディアの敗北―アメリカの戦争とジャーナリズム ほか)
著者等紹介
菅英輝[カンヒデキ]
1942年生まれ。現在、西南女学院大学人文学部教授。専攻はアメリカ外交史、国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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