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翻訳文化を考える (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588436031
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C1081

内容説明

『万葉集』に初期知識人による翻訳日本語形成の原点を探り、福沢諭吉ら近代初期の思想家による西欧語受容過程に外来文化受容の特異な構造を抉り出した著者が、日常語から文学作品にいたることばの現場を検証し、翻訳がもたらした特殊日本的な文化の構造を照射する。前著『翻訳とはなにか』で提出した「カセット文化論」をより具体的に展開し、日本語論・日本文化論に新たな視角を導入する。

目次

社会と世間の違い
兆民の翻訳語「天」
言霊とは何か
現代小説と人工語
革新思想の「革新」とは何か
翻訳語と「私」のことば
思想を表現することば
日本語ナショナリズムへの不安
小林秀雄の批評文の構造
翻訳日本文の論理
吉田健一の文体
「闇のなかの黒い馬」の構造
日本人の遊びと仕事
日本人のものの考え方
日本文化にとって漢字とは何か
極限追求の発想と極限拒絶の発想
時間について
ことばと文明の始原について

著者等紹介

柳父章[ヤナブアキラ]
1928年東京生まれ。東京大学教養学科卒業。翻訳論・比較文化論専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

「翻訳日本語」を照射して日本文化論に新たな視覚を導入した著者が、日常語から文学作品に至ることばの現場から、翻訳がもたらした特殊日本的な文化の構造を抉る。<初版1978年>