バロックの音楽世界―テキスト、図像による新たな体験

個数:
  • ポイントキャンペーン

バロックの音楽世界―テキスト、図像による新たな体験

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2020年08月16日 05時33分現在)
    通常、ご注文翌日~3日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)をご利用いただけます。
    【カートに入れる】を選択後に全国店舗の中からお受け取り店をご指定下さい。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588420184
  • NDC分類 762.05
  • Cコード C1073

内容説明

宮廷・教会文化に深く根差し、各国・各都市で独自の発展を遂げたバロック音楽の全貌。女性音楽家、新大陸の音楽家にも光を当てる決定版にして“音楽世界”三部作の完結篇。

目次

1 バロック音楽は存在するか―基本概念
2 クラウディオ・モンテヴェルディの『オルフェオ』(一六〇七年)は最初のオペラか?
3 感情と知性―合理主義の精神世界における音楽
4 ヨハン・マッテゾンと音楽上のジャンル―声楽
5 ヨハン・マッテゾン―器楽
6 諸侯の居城と市民都市、大都市の音楽
7 音楽による権力 ルイ一四世、絶対主義と芸術の道具化
8 楽器と作曲―バロックの響きの再発見
9 男性世界における女性―バロックの女性作曲家
10 征服者‐伝道‐インディオ―新世界におけるバロック音楽

著者等紹介

モールバッハ,ベルンハルト[モールバッハ,ベルンハルト] [Morbach,Bernhard]
1949年、ドイツ、ラインラントプファルツの生まれ。ザールブリュッケン大学で音楽学、芸術史などを学ぶ。ザールラントなどで音楽関係の教職の後、1979年以降、ラジオ放送を通して古音楽の紹介、解説を続けている

井本〓二[イモトショウジ]
1943年に生まれる。東京大学文学部独文学科卒業。東京都立大学大学院修士課程(独文学専攻)修了。元・横浜国立大学教育人間科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

譜面と図版によりバロック音楽の特徴と歴史的・社会的背景を解き明かし、その魅力を現代に蘇らせる大著。付録CDに楽譜63点を収…その語源に否定的評価を隠し持つ「バロック」時代の音楽は、ルソーが述べたように混乱した、不自然なものだったのだろうか。当時を代表する理論家マッテゾンをはじめデカルト、キルヒャー、ライプニッツらの音楽論を参照し、多数の譜例と図版によりバロック音楽の楽理的特徴と歴史的・社会的背景を解き明かす。女性音楽家の活躍、新大陸への伝播も論じた決定的大著。付録CD-Rに楽譜やカラー資料を多数収録。

まえがき

1 バロック音楽は存在するか──基本概念

 バロック音楽の基本的特徴

 余論──音楽はさまざまな情緒を表現できるか

 アタナシウス・キルヒャー

 音楽を理解しつつ聞くことと散漫に聞くこと

 通奏低音とコンチェルト

 合唱の協奏的演奏

 通奏低音の成立

 即興演奏の基礎としての通奏低音

 通奏低音の番号付け

 通奏低音の演奏

 モテット的/モノディー的な通奏低音

 音楽的弁論術

 音楽的・レトリカルな音型

 適用された音型論

2 クラウディオ・モンテヴェルディの『オルフェオ』(一六〇七年)は最初のオペラか?

 マントヴァでの「オペラ初演」

 『オルフェオ』の台本

 宮廷オペラと宮廷の祝祭

 オペラの故郷としてのアルカディア

 オペラとオラトリオ

 フィレンツェのレチタール・カンタンド

 第二作法

 『オルフェオ』におけるオペラアリアの「誕生」

 『オルフェオ』における歌唱スタイル

 冥界のオルフェウス

 オペラにおける器楽音楽

 さまざまな解釈

 「切り刻まれる肉体」または「星になる」?

3 感情と知性 合理主義の精神世界における音楽

 音楽と建築

 ルネ・デカルト

 数と情念

 美学の根拠づけ

 メロディー形成の基本原理としてのシンメトリー

 デカルトと音楽的情念論

 情念論の生理学

 デカルトと現代医学

 バロックの音楽的情念論

 クーナウによる批判

 中心的な情念

 情念と感情

 アンドレアス・ヴェルクマイスターと音楽における数学

 バロック時代の中世的音楽観

 音 律

 再度、数と情念

 マッテゾンのヴェルクマイスター批判

 自然概念の導入

 シャイベによるバッハ批判

 自然─経験─創造・天才

4 ヨハン・マッテゾンと音楽上のジャンル──声楽

 歴史意識と音楽史

 メロディー対ハーモニー

 対位法からカデンツへ

 音楽的形式

 形式対表現

 情緒と形式

 マッテゾンのジャンル論の基本的意図

 コラール

 アリア

 アリア対リート

 アリアの機能

 レツィタティーフ

 カンタータ

 デュエット

 合奏楽曲

 セレナータ

 バレエ

 パストラーレ

 オペラ

 ディアローグ

 オラトリオ

 モテットとミサ曲

5 ヨハン・マッテゾン──器楽

 声楽曲対器楽曲

 メヌエット

 ガヴォット

 ブレー

 リゴドン

 行進曲とアントレ

 ジ グ

 ポロネーズ

 アングロワーズとコントルダンス

 パスピエ

 ロンド──RondeauとRondo

 フランスとイタリアにおけるチェンバロ音楽

 フランス対イタリア、音型対情緒

 サラバンド

 クーラント

 アルマンドと組曲

 バロックにおける主題と変奏、アリアとパルティータ

 ファンタジー

 ソナタ

 コンチェルト・グロッソ

 シンフォニア

 序 曲

6 諸侯の居城と市民都市、大都市の音楽

 近さと遠さ──われわれの世界におけるバロック音楽

 アムステルダム

 ボローニャ

 ドレスデン

 ハンブルク

 ライプツィヒ

 ロンドン

 マドリード

 ミュンヒェン

 ナポリ

 パ リ

 ローマ

 ザルツブルク

 シュトゥットガルト

 ヴェネツィア

 ウィーン

7 音楽による権力 ルイ一四世、絶対主義と芸術の道具化

 アンシャン・レジームにおける音楽

 芸術と王権

 ジャン=バティスト・リュリ

 太陽王の宮廷音楽

 フランス的絶対主義における音楽

 芸術、世界、生の秩序

 宮廷の儀式における音楽

 秩序としての政治とアカデミーの設立

 ミシェル=リシャール・ド・ラランド

 グラン・モテとプチ・モテ

 バロックのテ・デウムとグラン・モテの形式

 グラン・モテの名人たち

 宮廷の祝祭の特権と機能

 バレ・ド・クール

 コメディー・バレ

 抒情悲劇

 グラン・バル・ドゥ・ロワ

 ダンスの文法

 事例研究──メヌエット

 アンシャン・レジームにおける芸術と芸術家の道具化

8 楽器と作曲 バロックの響きの再発見

 歴史的演奏習慣と現代的演奏習慣

 楽器と作曲

 倫理対美学

 歴史的な「演奏美学」

 歴史的な、伝統的な音楽の場面

 バロック時代と演奏概念

 響きの語り

 作曲家対演奏家

 音楽の聴き手と歴史的演奏習慣

 バロックの楽器群

 トランペットとフレンチホルン

 ピストンの発明

 偽バッハ・トランペット

 シャリュモとクラリネット

 フォーク・フィンガリング

 バロックヴァイオリン

 チェンバロの別れ

 ハンマークラヴィア、ピアノとフォルテを持つグラヴィチェンバロ

9 男性世界における女性 バロックの女性作曲家

 修道院の世界の女性作曲家たち

 プロ的な音楽奨励の場としての修道院

 宮廷とアカデミーの世界における女性作曲家

 イタリアからフランスへ

10 征服者─伝道─インディオ 新世界におけるバロック音楽

 CD市場

 北アメリカ

 植民地化と音楽の伝達

 地 誌

 副王国ヌエバ・エスパーニャ

 ビリャンシーコ──教区民のための精神的な娯楽音楽

 ヌエバ・エスパーニャにおける作曲家

 副王国ペルー

 クスコ

 リ マ

 ラ・プラタ(スクレ)

 キューバ

 ポルトガル領ブラジル

 ミナス・ゲライスにおける諸芸術の隆盛

 パラグアイのイエズス会国家

 イエズス会のレドゥクシオンにおける音楽

 旅の報告

 

付録 オスティナート──音楽的特殊世界

付録 アブラハム・ア・サンクタ・クララ『大悪党ユダ』第一巻

付録 ヨハン・リスト

付録 アウグスト・ボーゼ(通称タランダー)『皇帝レオポルト一世とスペインのマルガレーテ・テレジアの婚礼』

付録 主要作品のテキスト

訳者あとがき



主要ディスコグラフィー(新世界におけるバロック音楽)

オスティナート一覧

CDの内容について

参考文献

原 註

索 引

ベルンハルト・モールバッハ[モールバッハ ベルンハルト]
著・文・その他

井本 ?二[イモト ショウジ]
翻訳