内容説明
今日の新しいジャズを創り出した生ける伝説のドラマーの自伝。写真図版多数。ディスコグラフィー付き。
目次
第1章 二人での演奏“OPUS A DUE”(トリオへの一歩、あるいは六〇年代半ばのアルハンゲリスク;ヴィリニュスの都、カフェ「ネリンガ」 ほか)
第2章 企画“CONSILIUM”(トリオのはじまり、そしてソ連のジャズ・フェスティヴァルの周辺では何が起こっていたのか;友人たちについて ほか)
第3章 徐々に“POCO A POCO”(ワルシャワ。トリオの最初の海外への出国。ウィリス・カノーヴァー;トリオの西側への初めての招待、そして、それがソ連でどのように行われたのか ほか)
第4章 さらに続く“POI SEGUE”(トリオ一〇周年;ルーマニアにて ほか)
第5章 だんだんゆるやかに“RITARDANDO”(モスクワ。第一二回若者と学生の全世界フェスティヴァル;オランダ ほか)
著者等紹介
タラーソフ,ウラジーミル[タラーソフ,ウラジーミル] [Tarasov,Vladimir]
1947‐。ドラマー、パーカッショニスト、アート作家。旧ソ連アルハンゲリスクに生まれる。打楽器を独学で習得し、14歳からアルハンゲリスクのエストラーダ(バラエティ・ショウ)・アンサンブルで演奏した。1967年、ヴャチェスラフ・ガネーリンと出会い、リトアニアの首都ヴィリニュスを拠点にデュオで演奏。1971年からウラジーミル・チェカーシンが加わり、GTChトリオとして前衛ジャズを追究する。1987年のトリオ解散後はソロ演奏で独自の世界を切りひらくほか、さまざまなミュージシャンや詩人との共演を重ねる
鈴木正美[スズキマサミ]
1959年生まれ。新潟大学人文学部教授。専門は現代ロシア文化、特にオシップ・マンデリシュターム研究。現代ロシアの音楽、詩、アートの現場をフィールドワークしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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