音楽と病―病歴にみる大作曲家の姿 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 290,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588410215
  • NDC分類 762.8
  • Cコード C1073

内容説明

モーツァルトの本当の死因は何か。ベートーヴェンの難聴やシューマンの精神異常の原因は…。バッハ、ヘンデルからバルトークやジョージ・ガーシュインまで、西洋音楽史を華やかに飾る大作曲家たちを襲った“病”とその“音楽”との関わりを、同時代人の証言や多くのエピソード、あるいは最新の研究成果をふまえて明らかにする。

目次

作曲家と医学史
ヨハン・セバスティアン・バッハ(1685‐1750)とゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル(1685‐1759)
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756‐91)
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770‐1827)
ニコロ・パガニーニ(1782‐1840)
カルル・マリーア・フォン・ウェーバー(1786‐1826)
ジョアッキーノ・ロッシーニ(1792‐1868)
フランツ・シューベルト(1797‐1828)
メンデルスゾーン一族
ロベルト・シューマン(1810‐56)
フランツ・リスト(1811‐86)
エドヴァルド・グリーグ(1843‐1907)
グスタフ・マーラー(1860‐1911)
フレデリック・ディーリアス(1862‐1934)とスコット・ジョプリン(1868‐1917)
モーリス・ラヴェル(1872‐1937)
パーシー・グレインジャー(1882‐1961)
ジョージ・ガーシュイン(1898‐1937)
ベラ・バルトーク(1881‐1945)
補遺
A カール・A・ベーア「病歴に見るヨハン・セバスティアン・バッハ(1685‐1750)」からの抜粋
B ハイリゲンシュタットの遺書
C ベートーヴェンの健康に関する資料
D その他の作曲家と病気
E 医学生エクトル・ベルリオーズのパリでの経験

著者等紹介

オシエー,ジョン[オシエー,ジョン][O’Shea,John]
メルボルンのモナッシュ大学で医学を修める。医学史研究家。ロンドンのThe Worshipful Society of Apothecariesに所属し、内外の医学専門誌に医学史や作曲家と病気に関する研究論文を数多く発表している

菅野弘久[カンノヒロヒサ]
1958年、福島県いわき市に生まれる。茨城大学教育学部卒業。筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程中退。桐朋学園芸術短期大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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