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出版社内容情報
オリエント世界の死と再生にまつわる説話,伝承,儀礼を博引旁証しつつユーラシア諸文化の信仰と習俗を比較対照し,民俗の深層における死生観の構造を浮彫にする。
内容説明
死と再生の説話、伝承、儀礼を博引旁証しつつユーラシア諸文化に伝わる信仰と習俗を比較対照し、民俗の深層における死生観・世界観の構造をさぐる。
目次
1 輪廻の話(輪廻の前史;ふくべの話;七夕の話;中近東の羽衣説話;古代イランのアナーヒター女神について;ミスラ・ミトラ・弥勒;みそぎの意味)
2 正月の話(十二夜と小正月;正月のルーツを探る;お水取りと太子忌;お水取りと古代オリエント;サダ祭と寒食節;西北の方位と民俗;鞍作と眩人;お金の話;子供の物もらい)
3 中有の話(ゾロアスター教;中有の話;盂蘭盆の源流;イスラム教の六信五行;法隆寺伝来の白檀と栴檀)