出版社内容情報
占領期マッカーサーは生き残りを図る日本のメディアを冷徹に利用した。GHQの一次資料を解読し,GHQ政策とメディアの関係図,その動態を赤裸々に示す。
内容説明
占領期、日本のメディアは生き残りを図るためGHQに迎合した。マッカーサーは検閲や誘導によって、そのメディアを占領目的達成のために冷徹に利用した。GHQとメディアの関係図を膨大なGHQの資料を解読し浮彫りにして、GHQの政策とメディアの動態を赤裸々に示す。
目次
GHQ資料の特性
新聞
通信社
出版
放送
紙芝居―人気と取締り
メディア検閲、没収
メディア民主化の停止
左翼メディアの弾圧
アメリカ・メディアとマッカーサー
メディア利用の戦後改革