内容説明
日本史学が前提としてきたものに再検討を迫る!学問の根源から新地平を立ち上げる冒険。
目次
第1部 時代区分の変革(時代と構造論の超え方―日本の国家史を素材に;“領主‐民間”関係論の再考―中世・近世の伊勢湾海運より;「在来的経済発展」論の射程―「在来」・「近代」の二元論を超えて;「近世化」をめぐる諸問題)
第2部 日本から広がる世界(前近代の外交と国家―国家の役割を考える;薩摩における海外文物の受容―貿易陶磁と媽祖信仰を中心に;蝦夷地のなかの「日本」の神仏―ウス善光寺と義経物語を中心に;外交史研究の新視点―一八六八年の新潟開港問題と駐日イタリア外交官)
著者等紹介
荒武賢一朗[アラタケケンイチロウ]
1972年生。関西大学大学院文学研究科博士後期課程修了。東北大学東北アジア研究センター准教授。日本近世史
太田光俊[オオタミツトシ]
1978年生。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。三重県総合博物館学芸員。織豊期の研究、三重県周辺の地域を素材とした歴史研究
木下光生[キノシタミツオ]
1973年生。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。奈良大学文学部准教授。日本近世の貧困史研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。