出版社内容情報
地方文化の伝承基盤とその変容過程を時間 - 空間の総合的認識において実証的に捉えなおし,歴史学と民俗学の接点に立って地域社会のゆたかな可能性を掘り起こす。
内容説明
奈良県吉野地方をはじめとする詳細な地域民俗調査をもとに村落共同体の民俗空間を究明するとともに、文献史料・絵画資料を駆使して地域の歴史的変遷を浮彫りにし、歴史学と民俗学の接点において地域社会の時間‐空間を統一的に把握しつつ地方文化の今日的意味を問いなおす。
目次
序章 研究の指標
第1章 共同体の民俗的構造(村落生活における休日の系譜;郷士と村落)
第2章 結衆と芸能(風流踊の芸態と伝承基盤;開帳と芸能)
第3章 民俗信仰の基調(祭の構造;宮座の変遷)
第4章 山村の生業と技術(山村の生業;十津川郷の筏役;吉野川筋の筏流し)
第5章 村の個性と民俗環境(吉野山の民俗;傅御と傅御座・御朝拝)
付章 現代生活と伝承文化



