内容説明
古代の摺り染めにも用いられたつゆ草の花、織物王国西陣の成り立ちと奢侈倹約令の下での衰微、新羅から渡来した秦氏の系譜、十三詣りと母親の想いなど、本巻は近畿地方の各地をめぐる。
目次
三重篇
滋賀篇
京都篇
大阪篇
兵庫篇
奈良篇
和歌山篇
著者等紹介
松岡未紗[マツオカミサ]
きもの研究家・収集家、エッセイスト。1980年~87年まで、業界誌『きものと経営』に『衣風土記』のもととなった「きもの風土記」を連載。また、名古屋市教育委員会による調査をはじめ、国内外の民族調査に衣服担当として参加している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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