内容説明
幼少の頃から鮎や鰻や鳥たちと知恵くらべをしながら暮らしてきた翁の語る流域の物語。魚や鳥たちとの日々の交流を通じて自然界の微妙な変化を読みとり、創意工夫によって変わりゆく自然に立ち向かったその人生を語る。
目次
1 四万十川畔のくらし(子ども時代;わかいしから働き盛りへ;大水と水汲み ほか)
2 川漁の話(夏は川、冬は山;鮎の話;鰻の話 ほか)
3 鳥の話(小鳥;鳥の猟のあらまし;鳥の品定めと鳥の猟;水鳥のこと;猛禽類と怪鳥)
著者等紹介
永澤正好[ナガサワマサヨシ]
1940年高知県中村町(現四万十市)生まれ。東京教育大学文学部史学科史学方法論(民俗学)卒。元香川県高等学校教員。元香川県学校図書館協議会会長。高松市在住。小山学園愛育幼稚園顧問。日本風俗史学会、民話と文学の会、四国民俗学会、香川民俗学会等会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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