デューラーを読む―人と作品の謎をめぐって

藤代 幸一【著】

法政大学出版局（2009/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 204p／高さ 20cm
• 商品コード 9784588276194
• NDC分類 723.34
• Cコード C0022

内容説明

“ペンを執る画匠”デューラーの旅日記や書簡を読み込み、フランス病疑惑や“メレンコリア１”の謎を、記号・紋章・占星術等のキーワードを通して読み解く。

目次

１　デューラーとフランス病（紋章、ギリシア神話、占星術；ヴェネツィアのデューラー；ネーデルラントにて　ほか）
２　メレンコリア１（ドイツのある現代作家；気質論；魔方陣　ほか）
３　詩人デューラー（一通の手紙；詩人デューラー）

著者等紹介

藤代幸一［フジシロコウイチ］
１９３２年に生まれる。東京都立大学大学院修士課程（独文学専攻）修了。現在、同大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[ＳKH]

デューラーの作品、生涯を解説。前半は、中世ヨーロッパにおける梅毒の歴史。

2014/07/31

[かずかず]

ドイツで絵を見るにあたり、デューラーは外せないでしょう、と彼の人となりを知りたくて借りた。けれど話の半分がデューラーが梅毒患者だったかどうかとかで、どうでもいいとは言わないけれど非常に読みにくかった。もっとメジャーなデューラー伝がよみたかったのに。サブタイトルにでも梅毒だのフランス病だの入れといて欲しかったわ。

2014/06/16