ものと人間の文化史<br> 歯

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ものと人間の文化史

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588217715
  • NDC分類 491.143
  • Cコード C0320

出版社内容情報

虫歯や入れ歯の悩みから治療法の変遷、お歯黒のこだわり、江戸の歯みがき事情、歯科軍医制度など、歯科医ならではの視点でみた歴史。人間の歴史は歯の悩みとともにあった。公家も将軍も文豪もそのつらさをこぼしている。そのため陰陽師の祈祷から口中医や入れ歯師の処置、明治期に入ってきた西洋技術など、歯科医学は進化しつづけた。著者は歯科医ならではの視点で、江戸の歯みがき事情やお歯黒のこだわり、歯ブラシと歌舞伎役者との関係、昭和期に始まった歯科軍医制度、文学ほか、多角的に紹介する。図版多数。

まえがき



第一章 歯が痛い

1 縄文人も苦しんだ

2 加持祈祷から専門家が登場するまで

3 江戸時代のさまざまな療法

4 歯草の治療

◆コラム 歯痛



第二章 歯を抜く

1 古代人の風習

2 日本の伝統的な抜歯

3 西洋の技術と道具

◆コラム 西洋の抜歯と麻酔



第三章 お歯黒をする

1 お歯黒の起源

2 かね水の作り方、塗り方、かね下

3 さまざまな道具

4 儀式としてのかね付始め

5 文学、川柳、浮世絵

6 旅行に便利な携帯用懐中お歯黒

7 虫歯防止説と有害説

8 外国人の受けた印象

9 明治初期の廃止令

10 明治三四年の調査



第四章 歯をみがく

1 歯みがきのルーツ

2 房楊枝の誕生から歯ブラシまで

3 歯みがき粉

◆コラム 歯みがき



第五章 入れ歯をつくる

1 世界の状況

2 入れ歯師の誕生

3 入れ歯づくりの工程

4 部分入れ歯

5 入れ歯を入れていた江戸時代の有名人

6 柳生飛騨守の入れ歯

7 入れ歯師の宣伝

◆コラム 西洋の入れ歯



第六章 発展する歯科医学

1 日本の西洋歯科医学のはじまり

2 外国人歯科医の治療

3 高い技術と診察費

4 息子夫婦からみたイーストレーキ

5 明治初期の医療制度

6 日本人歯科医の活躍

7 歯科医の育成と発展

8 戦時体制下の歯科医

9 戦後の復興



参考文献

あとがき

大野 粛英[オオノ トシヒデ]
1938年旧満州国牡丹江生まれ。1962年日本歯科大学卒、1966年大学院修了(歯学博士)。1970年横浜市で矯正歯科医院開業、日本歯科大学生命歯学部客員教授、昭和大学歯学部客員教授、北京首都医科大学客員教授、神奈川県歯科医師会・歯の博物館館長。
著書:『矯正歯科診療所の実学マネージメント』『MFT入門』『MFTの臨床』など専門書のほか、『目で見る日本と西洋の歯に関する歴史』(羽坂勇治と共著、わかば出版、2011年)、『見て楽しい歯的博物館』(羽坂勇司・高橋紀樹と共著、わかば出版、2015年)など多数。

目次

第1章 歯が痛い
第2章 歯を抜く
第3章 お歯黒をする
第4章 歯をみがく
第5章 入れ歯をつくる
第6章 発展する歯科医学

著者等紹介

大野粛英[オオノトシヒデ]
1938年、旧満州国牡丹江生まれ。1962年日本歯科大学卒、1966年大学院修了(歯学博士)。1970年横浜市で矯正歯科医院開業、日本歯科大学生命歯学部客員教授、昭和大学歯学部客員教授、北京首都医科大学客員教授、神奈川県歯科医師会・歯の博物館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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和泉花

2
なかなか面白かった2023/01/17

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