内容説明
神の降臨する木として崇められる一方、生活のさまざまな場面で活用され、日本の原風景を生みだしてきた杉の文化史。“スギ花粉症”問題をめぐって、杉を元凶とする通説に異論を唱え、産業社会が生み出した複合汚染の可能性を追及する。
目次
第5章 杉のある屋敷林
第6章 江戸の杉
第7章 信仰と杉
第8章 江戸期の杉木造船
第9章 杉大規模栽培地とその形成
第10章 詩歌に詠われる杉の一年
第11章 スギ花粉症をめぐって
著者等紹介
有岡利幸[アリオカトシユキ]
1937年、岡山県に生まれる。1956年から1993年まで大阪営林局で国有林における森林の育成・経営計画業務などに従事。1993~2003年3月まで近畿大学総務部総務課に勤務。2003年より(財)水利科学研究所客員研究員。1993年第38回林業技術賞受賞。著書に『松と日本人』(人文書院、1993、第47回毎日出版文化賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鯖
18
花粉症なので、末尾の40pに渡るスギ花粉症についての章が一番気になるところ。2010年の発行なので情報としては古いのだろうけど、PM2.5とかディーゼル車とかの要因と重なって初めて発生するから悪いのは杉じゃないじゃん…ってお立場でした。先生、花粉症じゃないでしょ。神通川のカドミニウム汚染を例に、川の水が悪いわけじゃないそこにとけるカドミニウムを出した人間が悪いのと一緒で、ゆく河の流れは絶えずして排ガスやPM2.5を出す人間が悪いのだという論評であらせられる。いや、杉ばっかり植林したの人間ですからね…。2026/03/29




