出版社内容情報
仕立てと着方,管理と保存,再生と再利用等にわたり衣生活の変容を近代の日常生活の変化として捉え直し,衣服をめぐるリサイクル文化が形成される経緯を描き出す。
内容説明
近代以降の衣生活の変容を衣服の仕立て方と着方、管理と保存、再生と再利用などにわたり日常生活の具体的な変化として捉えなおし、衣服(布)をめぐる創意と工夫が生産と流通の発展を促し、リサイクル文化を形成してきた経緯を描く。
目次
1 衣生活はどのように変化したか
2 素材はどう変わったか
3 衣生活の周辺
4 古着と古布
5 東京の古着問屋
6 呉服屋と古着行商
7 古着の現在
著者等紹介
朝岡康二[アサオカコウジ]
1941年、京城に生まれる。東京芸術大学卒業。同大学院修了。国立歴史民俗博物館教授・民俗研究部長(その間に総合研究大学院大学・千葉大学大学院教授などを併任)を経て、現在、沖縄県立芸術大学学長
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