出版社内容情報
繩文時代から今日に至る採集・狩猟民の暮らしを復元し,動物の生態系と採集生活の関連を明らかにしつつ,民俗学と考古学の両面から山に生かされた人々の姿を描く。
内容説明
ダム建設のために水没した越後・奥三面を中心に縄文時代から今日に至る採集・狩猟民のくらしを復元した民俗学的・考古学的フィールドワーク。
目次
第1章 伝説の狩人
第2章 熊と山菜
第3章 越後奥三面のカモシカ猟をめぐって
第4章 採集の民俗・考古学的研究
第5章 澱粉山と生存のミニマム
第6章 雪国の山菜ををめぐって
第7章 採集の形態
著者等紹介
赤羽正春[アカバマサハル]
1952年長野県に生まれる。明治大学卒業、明治学院大学大学院修了。新潟県教育公務員、文化行政課在勤中に奥三面遺跡発掘調査担当として奥三面遺跡群の調査に携わる。専攻は民俗学・考古学
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