出版社内容情報
仏教文化と共に大陸から伝来し千四百年にわたり日本の建築を飾ってきた瓦の変遷を通じて政治・経済・社会の動向を読みとり,日本建築におけるその効用と美を探る。
内容説明
仏教文化と共に大陸から伝来し、1400年にわたって日本の建築を飾ってきた瓦をめぐって、発掘資料や現存資料をもとに、その製造技術、形態、文様などの変遷をたどる。瓦を通じて政治、経済、社会の動向を読みとり、その効用と美をさぐる。
目次
1 瓦の効用と歴史(瓦の効用;瓦の歴史)
2 古代の瓦(瓦の生産;瓦当文様の創作;文字や絵のある瓦;技術の伝播)
著者等紹介
森郁夫[モリイクオ]
1938年名古屋市に生まれる。国学院大学文学部史学科卒業。奈良国立文化財研究所、京都国立博物館考古室長を経て、現在、帝塚山大学教養学部教授。考古学専攻
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